露地イチジク目ぞろえ会/本格出荷前に規格を確認
JAあいち知多いちじく部会は7月31日、露地イチジクの本格出荷を前に、JAあいち知多西部総合営農センターで目ぞろえ会を開きました。部会役員ら23人が集まり、持ち寄ったイチジクの着色やハトメの割れ具合をランク分けしながら選別の基準を確認しました。
同部会では60戸の農家が16ヘクタールでイチジクを栽培。品種は「サマーレッド」が6割で、「桝井ドーフィン」が4割。8月中旬をピークに、11月上旬までに58万パック(1パック350グラム)を京浜・中京の市場に出荷する予定です。この地域ではビニールハウスを使った雨除け栽培や、果実に雨が当たらないようにする傘かけ栽培が普及しており、高品質で市場からの評価も高くなっています。市場関係者は「選別基準を徹底し、品質の高いイチジクを安定して出荷してほしい」と呼び掛けました。
同部会の松本千秋部会長は「今年は暑い日が続いているが、品質の良いイチジクができている。丹精込めて育てているので、ぜひ味わってもらいたい」と話しました。