はじめてのお買い物体験/子どもの自立心を育てる
JAあいち知多は8月20日、同JAの産直施設グリーンセンター武豊と武豊営農相談センター調理室で子どもたちが一人で買い物を体験する「はじめてのお買い物体験」と「親子料理教室」を行いました。食農教育の一環としてJAの産直施設で子どもたちが一人で買い物や親子での料理作りを体験することで、知多半島産の農畜産物に触れ、地産地消の大切さを学ぶとともに、買い物や料理を通して、子どもの自立心を育てる機会とし、今回が初めての取り組みとなります。
この日は、知多半島在住の保育園・幼稚園児(年中)から小学校2年生の子どもとその保護者12組が参加しました。今回の課題の食材は、キュウリ、ミニトマト、タマネギ。子どもたちは課題の食材をお買い物リストに書くことから始め、お買い物体験をスタート。保護者は店内の別売場から見守りました。子どもたちは買い物リストを握りしめ、緊張した様子で店内へ足を運びました。店内を歩き回り、目当ての商品を見つけると、手に取り、恐る恐る買い物かごに入れる子どももいれば、「これだ!」と分かるとすぐにかごに入れ、レジの方へ急ぎ足で向かう子どもなど、対応はさまざま。
買い物後は、買った農産物を使って親子で料理を楽しんだ。JA愛知厚生連の管理栄養士の指導のもと親子で協力して、「こぶたの肉まん」「キュウリとツナの中華和え」「桃とアーモンドミルクのプリン」を作りました。子どもたちは料理作りに「やりたい!」ととても積極的。肉まんの皮をこねて、具材を包んだり、キュウリの千切りにも挑戦した。
参加した子どもは「一人での買い物はちょっと緊張した」「とてもおもしろかった。またやりたい」と笑顔を見せました。