イチゴの栽培管理学ぶ/知多半島内のイチゴ農家が全体研修
JAあいち知多は9月19日、大府市にあるJAあぐりタウンげんきの郷内の研修施設あぐりカレッジあすなろ舎で知多いちご全体研修会を開きました。知多半島でイチゴを栽培する農家58人が参加し、今年度の栽培管理のポイントを学びました。
研修会では愛知県知多農林水産事務所農業改良普及課野菜・花き経営指導グループの近藤裕子専門員が「イチゴ苗の花芽検鏡結果および栽培管理について」と題して、気温の傾向や予報を踏まえた温度管理や実際のデータの基づいた花芽の分化ステージ、肥培管理、イチゴの葉の光強度と光合成速度の関係などを説明しました。
また、アピ株式会社蜂産品特販部ミツバチ課の森田欧土主任が「イチゴの花粉交配・厳寒期の対策」をテーマに講義を行いました。
会場では、肥料、農薬メーカーの担当者らが肥培管理や天敵昆虫の活用、最新の農薬情報を紹介したほか、資材などを展示して参加者に説明しました。