イチジク検査員が集荷場を巡回/出荷規格を統一
JAあいち知多いちじく部会は9月19日、検査員による巡回検査を行いました。検査員が、東浦、知多、常滑南部、内海の4つの集荷場を巡回し、出荷規格や選別基準を確認してまわりました。
鈴木譲検査長は「どの集荷場も選別基準を徹底して企画が統一されていることが確認できた」と話しました。検査に同行した市場担当者は「出荷予定数などこまめな情報提供をお願いしたい。知多産は品質がいいと評判なので引き続き高品質なものを出荷してほしい」と要望しました。
同部会では60戸の農家が16ヘクタールでイチジクを栽培。品種は「サマーレッド」が6割で、「桝井ドーフィン」が4割。今年は8月中旬をピークに、11月上旬までに58万パック(1パック350グラム)を京浜・中京の市場に出荷する予定です。この地域ではビニールハウスを使った雨除け栽培や、果実に雨が当たらないようにする傘かけ栽培が普及しており、高品質で市場からの評価も高いです。