オリジナルレシピで知多どれブランドPR/知多どれ料理コンテスト

 JAあいち知多は10月7日、「知多どれ料理コンテスト」の最終審査を同JA本店で開きました。統一ブランド「知多どれ」のPRを目的に、安全・安心で品質の高い知多半島産農畜産物の素材を生かし、地産地消を推進するとともに、女性部員が考案したレシピで知多半島産農畜産物の魅力を発信します。
 コンテストは「弁当の部」と「一品料理の部」に分かれ、女性部員が個人またはグループで知多米をはじめ、知多牛、フキ、トウガンなど知多どれ指定食材を使ったレシピを競いました。審査には同JA役員のほか、名古屋の老舗仕出し店「八百彦」の戸田英男本部長、中部製菓専門学校の木原千穂子教授を招き、プロの目からも評価しました。
 弁当の部は知多どれ指定食材を5種類以上使用することとし、6分割の統一フードパックを使用。二次審査を勝ち進んだ3グループで最終審査を行い、阿久比地域の「知多のお腹いっぱい弁当」が最優秀賞に輝きました。一品料理の部は知多どれ指定食材を1種類以上使用。一次審査で選出された各地域の料理10品から、半田地域の「簡単コロッケ♪」が最優秀賞に選ばれました。
 同JAの山本和孝組合長は「知多どれの食材を取り入れた料理コンテストの開催に感謝する。知多どれ料理から知多半島農畜産物の魅力をもっと広く発信していきたい」とあいさつ。
 弁当の部で最優秀賞に選ばれた女性部阿久比地域の國分範子さんは「知多牛の肉巻きおにぎりをメインに自分たちが食べたいお弁当を作った。友人と一緒に頑張って作ったので優勝できてうれしい」と喜びを語りました。一品料理の部で最優秀賞に選ばれた女性部半田地域の岩橋富子さんは最優秀賞に名を呼ばれると歓喜の声をあげ「みんなで一緒に作り上げたのでとってもうれしい」と笑顔で話しました。
 今回作った料理は、レシピブックを作成して女性部員に配るほか、女性部のインスタグラムへのレシピ掲載、同JAのグリーンセンター、グリーンプラザにレシピや写真などを掲載したパネルを設置するなど、知多どれのPRにつなげます。