生産組合が児童に食農教育/モチ米の稲刈りを指導

 常滑市の西之口生産組合は10月25日、食農教育の一環として同市立鬼崎北小学校の児童に稲刈りを指導しました。
 同生産組合は毎年、同校の4年生を対象とした総合の授業に協力しており、この日は36人の児童が半数に分かれて田んぼに入り、稲刈りを体験しました。稲は児童たちが6月12日に植えたモチ米「こはるもち」。生産組合の竹内初良組合長は「鎌の取り扱いには注意。けがのないようにがんばりましょう」とあいさつしました。児童は生産組合員の指導のもと、約2アールの田んぼに実った稲を一株ずつ刈り取りました。最後に、田んぼに残った3分の1ほどの稲を稲刈り機で刈り取る様子を披露。稲刈り機が通ったそばから、束ねられた稲が転がると児童たちは「われ先に」と一生懸命に稲の束を拾いました。稲刈りを終えた児童たちは「だんだんうまく刈れるようになって、おもしろかった」と笑顔を見せました。
 12月には同小学校で餅つきを行い、児童たちと一緒につきたての餅を味わう予定。



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