最優秀賞に俵絵美子さん(半田市)/第12回知多牛枝肉共進会
JAあいち知多は11月22日、JAあいち経済連半田食肉市場で第12回知多牛枝肉共進会を開きました。知多半島内の畜産農家が出品した知多牛23頭を審査し、最優秀賞には半田市の俵絵美子さんが輝きました。
知多牛「響」は黒毛和種の雄とホルスタインの雌を掛け合わせた交雑種(F1種)で、出荷月齢は22カ月以上。知多半島内で1年以上肥育され、やわらかな肉質と甘みのある味が特徴的なブランド牛です。肥育農家約50軒、年間出荷頭数約5000頭は、交雑種としては全国有数の出荷規模を誇ります。
共進会には、23頭が出品され、歩留まり率や胸最長筋面積、さし、肉色、脂などの肉質を総合的に審査しました。
最優秀賞に輝いた俵さんは「体調管理に気を付けながら、2年間大切に育ててきた。おいしいと言ってもらえたらとてもうれしい」と笑顔で話しました。
この日は、出品した枝肉の競りも行われ、農家らが見守る中、最優秀賞の枝肉は地元の精肉業者の㈱石川屋が競り落としました。
その他入賞者は次の通り。
▽優秀賞1席=戸田康政(東浦町) ▽優秀賞2席=㈱平和タケトヨ牧場(武豊町)