ホウレンソウ

日長に敏感なので、とう立ちに注意

ホウレンソウを育てよう


カロチン、カルシウム、ビタミンA・C、鉄分がたくさん含まれ、緑黄色野菜の王様と言われるホンレンソウ。種をまいてから15~30日の間に花芽ができます。日長に敏感なので、その後日が長くなると花芽が発達し、とう立ちします。


①畑の準備

畑全体にたい肥と石灰    酸性の土では育ちが悪く、      畝を作る
をまき、深くまでよく耕す  ふぞろいになる。
              そのために前もって、
              石灰をまく

②種まき

●畝にクワの先を使って、深さ1~2cmぐらいの線の2本並行につける
●種を線上に重ならないようにまく
●種の上に配合肥料と油かすをまき、土をかぶせる
●クワの背を使って丁寧にならす
●水をたっぷりとやる


③間引き

<1回め>
高さ5~6cmのころ、
こみあったところを間引く
<2回め>
高さ10cmのころ、
葉が重ならない程度に間引く
<3回め>
高さ12~13cmのころ、
6~7cm間隔に間引く



④追肥

間引きした後、畝の中央に配合肥料(畝の長さ1mあたり、軽くひとにぎり)をまき、土とよくまぜる


⑤収穫

草丈20~25cmで
株が太ってきたら、逐次収穫する


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エンドウ

連鎖に弱いので、畑は必ず4~5年以上エンドウを作っていないところを選ぶ

エンドウを育てよう


ビタミンA、Cが多く含まれているエンドウ。整腸作用・健胃作用があり、胃腸の弱い人、下痢やおう吐しやすい人に適しています。世界で最も栽培や利用の歴史が古い野菜でもあります。

①畑の準備
②種まき


※連鎖に弱いので、畑は必ず4~5年以上エンドウを作っていないところを選ぶ

畝を作り、配合肥料(畝の長さ1mあたり大さじ3)をまき、土とよく混ぜる。

③間引き
④追肥

高さ7~8cmのころ、込んでいることろや、育ちの悪いものを取り、2本立てにする

春先、いきおいよくつるが伸びはじめたころ、畝のかたに配合肥料(1株あたり大さじ2)をまき、土と
混ぜ合わせながら畝をかたちづくる



⑤支柱立て

小枝が多い木の枝か竹を使う。小枝がないものは、横にテープを2~3段はり、つるが上がりやすくする

小さいうちは、つるが風で回されるので、早めに支柱を立て、つるをからませるようにする。



⑥害虫駆除

葉の内側を食べるのはハモグリバエの幼虫。
早いうちに見つけて殺虫剤をまいておく。


⑦収穫

さやの中の実が、外からほんのわずかわかるようになったころに収穫する。


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