愛知県農業祭献穀事業/地鎮祭

 JAあいち知多は2月9日、宮中へ米を献納する「愛知県農業祭献穀事業」の地鎮祭を常滑市内の同JA総合本部ビル近隣の斎田で行いました。献穀者の山本和孝組合長のほか同JAの役員6人が参列しました。
 愛知県の農業祭献穀事業は1892(明治25)年から始まる伝統行事。現在は県内JAが持ち回りで担当しており、同JAでは2009(平成21)年以来15年ぶりに受け持ちます。献穀するのは「あいちのかおり」。
 地鎮祭では、結界を張った斎田を神職がはらい清め、「刈初(かりぞめ)の儀」「穿初(うがちぞめ)の儀」などの神事を行い、豊作や作業中の事故防止などを祈願しました。山本組合長は「安全安心に実らせ、皇居に無事に献上できるよう努めたい」とあいさつしました。
 4月に「播種祭」、5月に「お田植祭」、10月の「刈穂祭」を経て、11月23日に執り行われる「新嘗祭」に供えられます。