JAあいち知多は7月17日、常滑市の同JA総合本部ビルで「女性大学とまとカレッジ」の開校式を開き、40人が入学しました。
同大学は、同JAの女性部員を対象に開校。今年度は「学びの場」「人づくりの場」「食と農を広く発信する場」として、ステップアップを目指す女性部員の知識向上と健康で心豊かな仲間づくりを目的に、全世代の女性部員が一堂に1年間学びます。
開校式では、同JAの山本和孝組合長が学長を務め、「ぜひとも自分磨きをして、ステップアップし、地域リーダーとして活躍してほしい」と期待を込めました。受講生を代表して森知子さんが「この場で学んだ多くのことを地域へ持ち帰り、共有することで、女性部活動がさらに盛り上がるように頑張りたい」と誓いの言葉を述べました。
同日行われた第1回目の講座は、野菜ソムリエ上級プロの中澤真規さんが「野菜ソムリエの食べ得!知っ得!体も心もよろこぶ野菜講座~体を作ってくれる食の大切さ~」と題して講演。野菜の栄養素を踏まえた必要性をはじめ、暑い夏に野菜をたっぷり食べる工夫の仕方、野菜の冷凍保存方法など、実験やデモンストレーション、試食を交えながら説明した。受講生は特に、冷凍保存した野菜の活用術に興味を示し、「キュウリの冷凍保存はやってみたい」「これだと子どもも食べてくれそう」と話しました。
今後、1月の卒業式までにパン作りやストレッチなど年間5回の講座を予定しています。

