年内キャベツの出荷規格を確認/目ぞろえ会で出荷規格を統一

 JAあいち知多キャベツ部会は10月31日、同JA大府集荷センターで年内キャベツの目ぞろえ会を開きました。生産者ら40人が集まり、出荷規格や段ボールへの詰め方などを確認しました。
 JAあいち知多は大府市、常滑市、南知多町を中心として、知多市や武豊町などでキャベツを栽培。冬系と春系の品種を組み合わせて10月下旬から6月にかけて出荷しています。同部会には75戸の農家が所属し、85ヘクタールで作付け。今年度は4500トンの出荷を見込んでいます。
 大府露地野菜協議会の山口貴也会長は「さすが知多半島のキャベツだ、と言ってもらえるように、しっかり目をそろえてもらいたい」とあいさつ。市場関係者は「他産地の出荷が終盤となるので、これから愛知県産の需要が高まる。秀品出荷に努めてほしい」と要望しました。
 目ぞろえ会ではJAの担当者が段ボール箱への詰め方などを説明。「段ボールに詰めるキャベツのサイズを揃え、切り口の調製もしっかりと行うこと」と呼び掛けました。
今後、南知多町、常滑市でも同様の目ぞろえ会を実施する予定です。