年明けキャベツの出荷規格を確認/JAあいち知多大府露地野菜協議会

 JAあいち知多大府露地野菜協議会は1月16日、大府集荷センターで年明けキャベツの目ぞろえ会を開きました。生産者や関係者40人が集まり、販売情勢や出荷規格を確認しました。
 JAあいち知多管内では大府市、常滑市、南知多町を中心に、知多市や武豊町などでキャベツを栽培。冬系と春系の品種を組み合わせて10月下旬から6月にかけて出荷します。管内では75戸の農家が85ヘクタールでキャベツを作付けし、今年度は4000トンの出荷を見込みます。
 大府露地野菜協議会の山口貴也会長は「キャベツの高値が続いている。チャンスと捉えてしっかりと目をそろえ、品質もいいものを出荷していこう」とあいさつ。市場関係者は「低温乾燥により愛知県全体として今後も出荷量は少ない見込み。需要が高まっているので、頑張って出荷してもらいたい」と要望しました。
 目ぞろえ会では、浅田昌司専任検査員が切り口の調整や段ボールへの詰め方などを説明。「満杯詰めとして段ボール内の玉をそろえて、動かないようにしっかり詰めること」と呼びかけました。