知多の特産品<果物>
野菜や果実、畜産物、花など知多半島には全国に誇る様々な特産品があります。
一年中温暖な気候を活かした、知多ならではの特産品をご紹介します。
全国の4割を占める愛知のイチジク

愛知の30%が知多のいちじく
全国のイチジクの20%は愛知県で生産されています。知多半島は県下で2位の産地です。
ハウスイチジクは農家7人が176アールで栽培。4月上旬から8月中旬までに17万2千パック(1パック360g以上)を出荷しています。
露地イチジクは59人が19ヘクタールで栽培。管内で栽培されている品種はサマーレッドが7割、桝井(ますい)ドーフィンが3割です。出荷のピークは8月中旬。11月上旬までに64万6千パック(1パック350g)を出荷します。
甘くておいしい「みはまっこ」&さわやかジューシーな「さわみっこ」
夏に食べるおいしいミカン
「みはまっこ」「さわみっこ」は美浜町、南知多町で作られているハウスミカンのブランドです。
「みはまっこ」はハウスみかん部会の部会員のうち12人が出荷。栽培面積は2.5ヘクタール。6月中旬から9月中旬までに125トンを出荷しています。「みはまっこ」は甘味にこだわった高級ハウスみかんとして 定評があります。
「さわみっこ」はハウスみかん部会の部会員のうち9人が出荷。栽培面積は2ヘクタール。6月下旬から9月中旬までに120トンを出荷します。贈答用を中心とする「みはまっこ」よりも求めやすい価格で、家庭用として人気があります。
「みはまっこ」のお問い合わせはかんきつ出荷組合までお願いします。
甘みが強くみずみずしい巨峰
知多のブドウは巨峰が9割
管内でのブドウの栽培面積は83ヘクタールで、主に大府市、東浦町、東海市で栽培されています。ブドウは本来比較的やせた土地や乾燥地でも栽培でき、知多半島では北東部の丘陵地帯で栽培が盛んです。
栽培品種の構成は 巨峰65%、シャインマスカット15%、その他(クイーンニーナなど)が20%です。収穫時期はハウスものが7月下旬から、露地ものが8月上旬から9月中旬までで、8月15日から25日が巨峰の収穫最盛期となります。
個人の直売所でのブドウ販売が主体であり、収穫時期には大府市や東浦町の道路沿いで、採れたてのブドウを買うことができます。ちなみに、愛知県、福岡県は気候が温暖なため収穫時期が早く、長野県や山梨県より一足先に露地物を味わえます。
キウイフルーツ
緑鮮やかな品種「ヘイワード」
知多地域のキウイフルーツは11月中旬から11月下旬にかけて収穫・選別し、年明けのころから本格的な出荷が始まります。品種は果実の色が緑鮮やかな「ヘイワード」。農林水産省のガイドラインに基づきJAあいち経済連が認証した『特別栽培農産物』としても出荷しています。