泥の感触にびっくり/女性部阿久比地域食農出前講座

 JAあいち知多女性部阿久比地域は食農出前講座の一環として、阿久比管内の各小学校で5年生児童に田植えを指導。地域の農業を知ってもらうとともに、田植えから稲刈りまで体験し、農作業の一連を肌で感じながら米作りについて学んでもらう機会として毎年開催しています。
 5月23日には、阿久比町立南部小学校で5年生児童72人に田植えを指導しました。女性部員のほか、米農家の竹内力さんが講師を務めました。この日植えたのは「コシヒカリ」。始めに竹内さんがあいさつし、「田植え体験を楽しんで」と呼び掛けました。
 児童たちは田んぼに入ると泥の感触にびっくり。元気いっぱいに一人ずつに切り分けられた株から苗を少しずつちぎり、ロープに沿って丁寧に植えました。植え終わった児童は「最初はびっくりしたけど楽しかった」「植えていくうちにだんだん上手く植えられるようになった」とうれしそうに話しました。
 田植え後は質問タイムを設け、児童たちからは「今日植えた稲はいつ刈るの」「泥に混ざっていた小さなつぶつぶは何」などの質問が挙がりました。
 この日植えた苗は9月下旬に収穫時期を迎え、児童たちに稲刈りを体験してもらいます。



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