露地イチジク本格出荷へ

選別徹底し有利販売
知多いちじく部会が目ぞろえ会で意思統一


 知多いちじく部会は8月4日、JAあいち知多の知多営農センターで統一目ぞろえ会を開きました。知多半島内のイチジク生産者・市場・JA関係者ら100人が集まり、着色や傷などによる選別の基準を確認し、有利販売に向けて意思統一を図りました。
 JAあいち知多管内は愛知県でも有数のイチジク産地で、83戸の農家が23.8ヘクタールで栽培。栽培品種は8割がサマーレッドで2割が桝井ドーフィンです。
 JAによると、今年は年明けからの低温でやや遅れぎみでしたが、4月以降の気温の上昇で回復。梅雨入り後は降水が少なく、昨年よりは2~3日遅れているものの、ほぼ平年並みの生育で、病気の発生はないということです。出荷ピークは8月中旬。11月上旬までに108万パック(1パック380グラム)の出荷を見込んでいます。
 参加した部会員は実際に等級ごとに選別したイチジクのサンプルを見て、出荷規格を確認し、部会員の意思統一を図るため「がんばろう」を三唱しました。


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