イチゴの定植時期や栽培管理を学ぶ

イチゴの定植時期や栽培管理を学ぶ
知多半島内の農家が研修


イチゴの栽培管理を学ぶ参加者


 JAあいち知多はイチゴの定植時期を迎えた9月15日、大府市のあぐりタウンげんきの郷敷地内にある研修施設、あすなろ舎で知多イチゴ全体研修会を開きました。知多半島内のイチゴ生産者ら35人が参加して、花芽分化の状況や肥培管理のポイント、天敵昆虫の活用などを学びました。
 研修では愛知県知多農林水産事務所農業改良普及課の大川浩司主任専門員が6月から9月にかけての気象の傾向を踏まえ、「ランナーの発生は順調で苗の活着は比較的容易。炭そ病の発生は少ないがチョウ目害虫の発生が多い」と分析。花芽分化については短日夜冷処理をしていない苗で「花芽の分化は平年並み。花芽分化した苗の速やかな定植と根の活着をはかろう」と呼び掛けました。
 研修会には肥料メーカー、農薬メーカーの担当者らが定植以降の肥培管理や天敵昆虫の活用、受粉用のマルハナバチの使用方法などを紹介したほか、資材などを展示して参加者に説明しました。


展示された最新資材の説明を受ける参加者


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