キャベツ部会がJGAP研修会/JGAP取得予定農家を視察

 JAあいち知多キャベツ部会は10月20日、同JA常滑南部集荷センターでJGAP研修会を開き、知多半島管内のキャベツ生産者ら21人が参加しました。日本GAP協会のJGAP指導員の清水裕介さんが講師を務め、GAPについての概要をはじめ、認証取得のメリットや具体的な手順、今JGAPが求められている理由などを学びました。
 はじめに、JGAPについて一から講義形式で学びました。この日はJGAP取得予定の中村農園の中村訓之さんを招き、実際にJGAPを取得しようと思ったきっかけ、大変だったこと、良かったことなどを質問形式で聞き、参加者は熱心な様子でした。講義終了後には中村さんの作業場へ移動し、農薬の管理や資材の保管状況など実際に確認しながら視察を行いました。
 中村さんは「これまで自分の頭の中にだけあった作業工程を資料化することできちんと整理され、ふと気づく点もあった。JGAPの取り組みが事業継続にもつながるので、従業員を雇用する法人や事業継承を考える人にはおすすめできる」と話しました。
 参加者からは「説明を聞いて少し取得のハードルが低くなった」など感想があがりました。



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