生産組合が児童に稲刈りを指導/モチ米ができるまでを体験

 常滑市の西之口生産組合は10月19日、食農教育活動の一環として同市立鬼崎北小学校の児童に稲刈りを指導しました。
 同生産組合は毎年この時期、同校の4年生を対象とした総合の授業に協力しており、今年は2クラス47人の児童がクラスごとに2回に分かれて田んぼに入り、稲刈りを体験しました。稲は6月に児童たちが植えたモチ米「こはるもち」。
 生産組合の竹内初良組合長は「皆さんが6月に植えた苗がこんなに大きくなった。今日は楽しかったという思い出にしてほしい」とあいさつし、児童は生産組合員の説明を受けながら約2アールの田んぼに実った稲を一株ずつ丁寧に刈り取りました。稲刈りをしながら「少しでもお米を無駄にしない」と刈り落ちた稲を残さず拾っている児童も。稲刈りを終えた児童は「とても楽しかった」「刈っているうちにだんだん慣れてきた」と笑顔で話しました。
 12月には同小学校で餅つきを行い、児童たちと一緒につきたての餅を味わう予定。



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