年内キャベツの出荷規格を確認/目ぞろえ会で出荷規格を統一

 JAあいち知多キャベツ部会は10月23日、同JA大府集荷センターで年内キャベツの目ぞろえ会を開きました。生産者ら50人が集まり、出荷規格や段ボールへの詰め方などを確認しました。
 JAあいち知多は大府市と南知多町を中心として、知多市、常滑市、武豊町などでキャベツを栽培。冬系と春系の品種を組み合わせて10月下旬から6月にかけて出荷します。同部会には83戸の農家が所属し、92ヘクタールで作付け。今年度は4600トンの出荷を見込みます。
 大府露地野菜協議会の竹内邦仁会長は「猛暑で病害虫の発生も多く、苦労も多いと思うが、品質のいいものを作って出荷していこう」とあいさつ。市場関係者は「他産地の出荷が終盤となっている中、平年と比べて出荷量の増加が遅れている。しっかり目をそろえてもらうことが高値につながる」と要望しました。
 目ぞろえ会では浅田昌司専任検査員が段ボール箱への詰め方などを説明。「段ボール内の大きさはそろえ、商品が動かないようにすること。キャベツの向きや虫の混入に注意すること」と呼び掛けました。
 今後、南知多町、常滑市でも同様の目ぞろえ会を実施する予定。



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