新規就農者激励会を開催

 JAあいち知多と愛知県知多農林水産事務所、知多半島内の5市5町で作る「知多新規就農支援協議会」は7月31日、常滑市のJAあいち知多総合本部ビルで新規就農者激励会を開きました。新規就農者18人が参加して農業経営への抱負を語りました。
 この日参加したのは2018年5月2日から19年5月1日までの一年間に知多半島内で就農した28人のうち18人。このうち親元就農は11人で、その他は新規参入。栽培作目は露地野菜、施設野菜をはじめ果樹、水稲、畜産、花きなど多岐に渡ります。
 知多農林水産事務所の尾畑厚志所長は「地域農業の担い手として理想とする農業を実現してください」と就農者らに期待。JAあいち知多の前田隆組合長は「JAも一丸となって支援していく。一人で悩むことなくともに頑張りましょう」と激励しました。
 新規就農者の自己紹介では経営作目や経営の目標を発表。大府市でトマトを栽培する加古剛さんは「親元就農した。父親に負けないおいしいトマトを作りたい」、南知多町の稲川千鶴さんは「南知多町産をアピールして産地振興と販売促進につなげたい」と夢を語りました。
 参加した新規就農者にはJAあいち知多から就農記念品を、知多新規就農支援協議会からは就農激励状を贈りました。
 激励会にはJAの各営農センター長や市町の担当者も出席。「栽培、経営、販売のことなど、困ったことがあれば全面的に支援していくので気軽に相談してほしい」と呼び掛けました。



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