親子が収穫を体験/JAまるごと親子体験

 JAあいち知多は11月21日、常滑市の同JA総合本部ビルと専用の畑「まるごと圃場(ほじょう)」で食農教育プログラム「JAまるごと親子体験」の最終カリキュラムを行いました。参加家族は地元農家の前山生産組合の指導でダイコンとカブの収穫を体験しました。
 「JAまるごと親子体験」は次代を担う子どもたちとその保護者を対象に、地元農畜産物の豊かさやそれを生み出す農業の楽しさを体験してもらうもので、今年で7回目の開催となります。今年のテーマは「おでんの主役 大根をつくろう」。全3回のカリキュラムでサツマイモの収穫などを体験しました。
 最終回のこの日は10家族36人が参加してダイコン、カブを収穫しました。収穫体験の後に修了式が行われ、参加した家族に修了証を渡したほか、栽培の指導や畑の管理に協力した前山生産組合のメンバーにJAから感謝状と、子どもたちから感謝の言葉が贈られました。その後、「まるごと圃場」で事前に収穫した野菜を使って同JAの農畜産物加工施設「あぐり工房」で作ったおでんや、つぼ焼き芋を試食しました。
 参加家族は「この体験を通じて農業の大切さや大変さを子どもにも伝えられたと思う。来年も参加したい」などと話しました。



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