児童が米作りを学ぶ/女性部阿久比地域食農出前講座

 JAあいち知多女性部阿久比地域は食農出前講座の一環として、阿久比管内の各小学校で5年生児童に田植えを指導しました。地域の農業を知ってもらうとともに、田植えから稲刈りまでを体験し、農作業の一連を肌で感じながら米作りについて学んでもらいます。
 6月17日には、阿久比町立英比小学校の5年生児童81人に田植えを指導しました。女性部員のほか、米農家の澤田崇史さんが講師を務めました。この日植えたお米は「あいちのかおり」。始めに児童の代表者2名が澤田さんの運転する田植機に乗せてもらい、デモンストレーションを実施しました。その後、澤田さんは苗を実際に植えながら植え方のポイントを説明し、「苗を根っこからちぎって、倒れないようにしっかり植えましょう。みんな頑張って」と呼び掛けました。
 児童は苗を受け取ると次々に田んぼの中に入って泥の感触を楽しみながら、丁寧に田植えを行った。児童は泥に足をとられそうになりながらも「気持ちいい」「もうこんなに植えられた」などとうれしそうに話しました。
 田植え後は質問タイムが設けられ、児童たちは積極的に手を挙げて、「1株でとれるお米はどれくらい」「今日植えたお米はいつとれるの」などの質問を行いました。
 この日植えた苗は10月上旬に収穫時期を迎え、児童たちに稲刈りを体験してもらいます。



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