おいしいミカンはどれ?/児童が収穫したミカンの糖度を測定

 東海市果樹振興会マルチ栽培夕焼け姫部会は12月2日、東海市立農業センターで東海市立船島小学校の5年生児童57人にミカンの授業を行いました。
 この日の授業のテーマは「おいしいミカンはどのようなミカン?」。一般的に実の色が濃い方がおいしいのか、薄い方がおいしいのか?、皮が厚い方か薄い方か?など7つの項目を部会員が一つずつ説明しました。
 おいしいミカンはどのようなミカンか学んだ児童は、実際にセンターの敷地内で試験栽培しているミカンを収穫。おいしいと思うミカンと、特徴が逆のおいしくないと思うミカンをそれぞれ一人1個ずつ収穫しました。収穫したミカンは糖度計で実際に糖度を測定。その後、実際にそれぞれのミカンを試食しました。児童は「おいしいと思ったミカンの方が実際に糖度が高く、味もおいしかった。おいしさが数値で出るので分かりやすかった」と話しました。
 児童と部会員は、2年前の3年生時に学校周辺の試験ほ場で一緒にミカン「夕焼け姫」を定植。水やりや肥料などの栽培管理を児童と部会員がともに行い、来年の6年生時に初めての収穫を迎える予定です。児童は「来年の収穫が楽しみ。おいしいミカンとなるようにしっかり管理していきたい」と笑顔で話しました。



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