大豆から手作りのみそ仕込む/JAあいち知多女性部南知多地域

 JAあいち知多女性部南知多地域は1月26日、27日の2日間、同JA南知多営農センター調理室で「手作りみそ講習会」を開き、27人が参加しました。同女性部では毎年この時期にみそ作りを行っていたが、新型コロナウイルス感染症の影響により3年ぶりの開催となりました。
 みその材料は大豆、米麹、塩のみで赤みそにはこれに加えて豆麹が入ります。参加者はそれぞれ好みのみそを約10キロずつ仕込み、中には赤白合わせて40キロ仕込んだ参加者も。手作りのみそは保存料や添加物が入っておらず、安全・安心。何よりおいしいと評判です。
 参加者はまず、前日から丸1日水に浸した大豆を煮ることから始めました。大豆を煮ながら、「昔は鍋であくをとりながら2~3時間も煮なければいけなかったが、今では圧力鍋があるのでとても便利」と話します。次に、やわらかく煮た大豆を機械でミンチにし、人肌まで冷めたら、麹と塩を加えてねり器にかけ、たね水(大豆の煮汁)を入れながら硬さを調節しました。このたね水の量で仕上がりに差が出るといいます。参加者はそれぞれ好みの硬さに調節し、容器に隙間なく詰めていきました。全部詰めたら、表面を平らにし、軽く塩をふってラップをかけ、ビニール袋に入った塩2キロを重しにしてのせたら仕込みは完了。冷暗所で半年から1年寝かせるとおいしく食べることができます。
 参加者は「この手作りみそは飽きがこない」「赤みそも好きだが、白みそも甘くておいしいし、混ぜるのもいい」と満足気に話しました。



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