本格出荷前に規格を確認/ハウスイチジク目ぞろえ会

 JAあいち知多ハウスいちじく部会は4月18日、ハウスイチジクの本格出荷を前に、西部総合営農センターで販売会議と目ぞろえ会を開きました。部会員、JA、市場関係者ら21人が集まり、選別の基準を確認。有利販売に向けて意思統一を図りました。
 ハウスいちじく部会は知多半島内でハウスイチジクを生産する農家7人が176アールで栽培。東海、知多、常滑、南知多で栽培している。4月上旬から8月中旬までに16万6千パック(1パック360グラム以上)の出荷を見込みます。
 販売会議では各支部の事務局がそれぞれの地域の現状について報告。「病害虫の被害はなく品質は良好。ゴールデンウィーク明けに本格出荷を迎える」と分析しました。経済連や市場担当者は「ゴールデンウィークに向けて売り場を確保していく。有利販売するために出荷予約数量が重要になるので正確な情報提供をお願いしたい」と要望しました。
 目ぞろえ会ではサンプルとして持ち寄ったイチジクを使い、着色や形状、ハトメの割れ具合などによる等階級の選別基準を参加者全員で確認しました。
 大村税部会長は「生育は順調なので高品質のイチジクを出荷していこう」と呼び掛けました。



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