小学生が育苗施設見学/農業体験学習で稲作学ぶ

 JAあいち知多阿久比事業部は毎年近隣の小学校と協力し、農業体験学習を行っています。年間を通して田植えや稲刈りを体験し、稲作について学びます。
 5月10日には、学習の一環として阿久比町立東部小学校5年生の児童170人が同町にある東部育苗センターを見学しました。はじめに、同JA東部総合営農センターの榊原賢治副営農センター長が管内の米の品種や生産量などについて説明。続けて米農家の杉浦康治さんが、大きな播種用の機械が置かれた施設やたくさんの苗が並んだビニールハウスを案内し、育苗の一連の流れを解説しました。児童たちは初めて訪れた育苗施設に興味津々な様子を見せ、「ハウスの中が暑いのはどうして」「どれぐらいの数の苗が植えられているの」と次々に質問を投げかけました。
 施設の見学を終えた児童は「お米の苗がどうやって育てられているかがわかっておもしろかった。田植えが楽しみ」と笑顔で話しました。同小学校では6月に近くの田んぼで田植えを行う予定です。



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