かんきつ生産者が大会

次世代につながる産地を築こう
生産者大会で優良生産者ら表彰


表彰を受ける優良生産者ら

 あいち知多かんきつ出荷組合は露地ミカンの本格的な出荷シーズンを前に11月2日、愛知県美浜町総合公園体育館で生産者大会を開きました。2017年度の産地方針や出荷規約を承認したほか、優良生産者8人を表彰しました。
 大会には知多半島内でミカンする組合員ら117人が参加。出荷組合の運営管理委員長を務めるJAあいち知多の前田隆組合長は「天候不順や貿易協定交渉など農業を取り巻く情勢は厳しいが、生産者と力を合わせて前に向かっていこう」と激励しました。かんきつ出荷組合の鵜飼泰弘組合長は「みはまっこをはじめ4つのブランドを中心に、消費者の期待を裏切らないおいしいかんきつを出荷して、次世代につながる産地にしていきたい」と語りました。
 大会では早生ミカン、特選ミカン、みはまっこなど、出荷品別の6部門ごとに収量・糖度・品質などによる評価で優秀だった8人を優良生産者として表彰したほか、1.特選みかん「あまみっこ」の栽培に取り組もう、2.太田ポンカン「ちたポン」の栽培面積の拡大を図ろう、3.ハウスみかん「みはまっこ」「さわみっこ」の経営安定を図ろう、4.新規就農者の育成、技術向上に産地が一体となって取り込もう、5.消費者に安全・安心な果実を提供しよう―ーの産地方針や、出荷規定・精算方法などを定めた出荷規約を承認しました。


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