トマト使った料理を体験

トマト使った料理を体験
女性部が出前講座で指導


トマトの下ごしらえをする児童

 JAあいち知多女性部東海地域は7月23日、東海市のJAあいち知多大田支店で食農出前講座を開きました。同市立大田小学校の児童17人が参加して、トマトを使ったプリン、ハヤシライス、夏野菜のあえ物の3品を作りました。
 同女性部は東海市が大手食品メーカ・カゴメの発祥の地という歴史的背景をきっかけに制定した「東海市トマトで健康づくり条例」に基づき、カゴメの協力で無償提供される苗を使い、毎年食農出前講座を行っています。栽培するトマトの品種は加工品向けの「凜々子(りりこ)」。生食では固いですがケチャップやソースなどの調理に向いています。今年も5月上旬に同小学校の3年生児童が市内の畑に180本の苗を植え、その後女性部員が管理し、7月12日に収穫しました。
 この日は同小学校の4年生から6年生の児童の希望者17人が参加。女性部員5人のほか、東海市健康づくり食生活改善協議会「とうかい」のメンバー、同市の栄養士らが指導しました。
 女性部東海地域の神野由美地域部長は「材料は地元産の野菜ばかりです。楽しみながら作りましょう」と呼び掛けました。
 児童らは女性部員の指導を受けながら、トマトを湯むきにしたり、料理にあわせて刻んだりと調理を進め「本格的な料理は初めてですが、たのしい」と話しました。
 調理後は参加者全員で作りたてのトマト料理を味わいました。


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