ブルーベリー研究会がほ場巡回

JAあいち知多ブルーベリー出荷研究会は5月27日、生育状況を確認し、出荷に向けての管理や出荷見通しなどの情報を共有するために、ほ場巡回を行いました。会員やJAの担当者ら14人が参加し、東海市、大府市、東浦町のほ場6カ所を回りました。
 同研究会には10軒の農家が所属。栽培面積は86アールで6月上旬から9月上旬にかけておよそ1万パック(1パック100グラム)の出荷を見込みます。栽培する品種はハイブッシュ系とラビットアイ系を組み合わせ、収穫期間をずらしながら出荷できるよう工夫しています。
 ほ場巡回前の販売会議では、JAあいち経済連園芸部直販課の山口大喜担当は「国産のブルーベリーは貴重で消費者も求めている。追肥やかん水など管理を徹底して品質の良いものを出荷してほしい」と要望しました。JAあいち知多営農部販売課の森岡哲生作目別マネージャーは「販売単価を上げるためにも計画どおりの出荷をお願いしたい」と呼び掛けました。
 各ほ場では樹の生育状況やせん定の度合い、実の着き具合などを確認。同研究会の山口新一会長は「例年に比べて若干生育は遅れ気味だが大粒で品質の良いブルーベリーになりそう」と話しました。


ほ場を巡回し生育を確認する会員


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