「知多牛」の消費拡大へ/新型コロナの影響で低迷する牛肉消費を役職員が支援

 新型コロナウイルスの感染拡大にともなう影響を受け、牛肉の消費が低迷する中、JAあいち知多は知多半島のブランド牛「知多牛」の消費拡大を応援するため、役職員向けに知多牛を販売しました。販売した部位はロース、モモなどで、役職員400人が購入し300㌔を売り上げました。
 全国的に堅調に推移してきた交雑牛(F1)の枝肉相場が過去5年の最安水準に落ち込んでいます。外食やインバウンド(訪日外国人)需要の激減で低迷が続く和牛相場のあおりを受けた形です。交雑牛は手ごろな国産牛肉として家庭向けを中心に消費を伸ばしてきたが、外出自粛期間が長期化する中、消費ニーズの変化などにより価格下落に見舞われています。
 JA担当者は「新型コロナウイルスの影響で農畜産物の価格は低迷しているが、今後もJAとして役職員一丸となって消費拡大を応援し、生産者を支援していきたい」と力を込めます。
 JAあいち知多では、知多牛同様に新型コロナウイルスの影響で販売が厳しくなっている花き類の役職員への販売も予定しています。



  • 前へ
  • 次へ