地域のリーダーを育成 女性大学開校

 JAあいち知多は10月2日、常滑市の同JA本店で女性大学「とまとカレッジ」を開校し、第8期生19人が入学しました。
 同大学は、JAの女性部員を対象にJA女性組織や地域、さらには次代を担うリーダーの育成を目的として開校。学びの場や人づくりの場として、さらなるステップアップを目指す女性部員の知識の向上、健康で心豊かな仲間づくりをテーマに取り組みます。
 奥村賢一生活部長は「今は女性のいきいきとした活躍を必要としている。ぜひとも地域のリーダーを目指すべく自分磨きをしてほしい」と期待を込めました。
 1回目の講義では、野菜ソムリエであり、国際中医薬膳師の中山麻実さんを講師に招き、「ストレス予防の料理」をテーマに料理を作りました。ストレスを緩和する栄養素であるビタミンCやトリプトファン、ビタミンB群を含んだ材料を使用し、絹ごし豆腐をルウにした「ホワイトシチュー」や「キウイサラダ」、「胡桃のゴマスイーツ」の計3品を作りました。中山さんは「シチューにして食べることで水溶性のビタミンCやビタミンB群を効率的に摂取できる」と話しました。
 受講生は「豆腐をルウにしたホワイトシチューは初めてだったが、滑らかでおいしい。コロナ禍の中、みんなと料理ができて楽しい」と話しました。今後2月の卒業式までに年間5回の講義を行う予定です。



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