年内キャベツの出荷規格確認/目ぞろえ会で出荷規格を統一

 JAあいち知多キャベツ部会は10月19日、大府営農センターで年内キャベツの統一目ぞろえ会を開きました。キャベツを栽培・出荷する農家ら70人が集まり、出荷規格や段ボールへの詰め方を確認しました。
 JAあいち知多管内では大府市と南知多町を中心に、知多市、常滑市、武豊町などでキャベツを栽培。冬系と春系の品種を組み合わせて10月下旬から4月にかけて出荷します。今年は100戸の農家が同部会に所属し、101ヘクタールで作付けし、4174トンの出荷を見込みます。
 大府露地野菜協議会の佐藤元紀会長は「目ぞろえ会でしっかりと規格を確認し、いいキャベツを出荷していこう」とあいさつ。JAあいち経済連園芸部西部販売課の滝本哲也さんは「県内でも渥美、豊橋産の出荷が始まり、地元量販店も知多産のキャベツを心待ちにしている」と情勢を報告しました。愛知県知多農林水産事務所農業改良普及課の成瀬裕久主任専門員は「今後1カ月は雨が多い予報なので病気の発生に気をつけてほしい」と話しました。
 目ぞろえ会では浅田昌司専任検査員が切り口の調製や段ボール箱への詰め方などを説明。「立ち葉、外葉を除去し、そり葉1枚とすること。段ボール内のサイズをそろえ、商品が動かないようしっかり詰めること」と呼び掛けました。



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