イチジク新規栽培へ誘導 いちじく部会加入者を募集

 JAあいち知多はイチジクの産地規模拡大へ新規栽培者を募集しています。1月26日には、イチジクの出荷販売を目的として栽培を試みたい人を対象に、イチジク新規栽培説明会を総合本部ビルで開きました。イチジク栽培を検討する8人が参加し、栽培方法や部会活動、産地特性などイチジク栽培の有利性の説明を受けました。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、少人数で仕切りを設けて実施しました。
 説明会でははじめにJA営農部販売課の森岡哲生果樹マネージャーが管内イチジクの概要について説明。その後イチジクの栽培概要をまとめた映像を見た後、知多農業改良普及課の近藤祐司主任専門員が「イチジクを新規栽培するにあたって」をテーマに、就農までの流れや栽培管理などを説明しました。質疑応答では、参加者から農地確保や国の助成金制度などについての質問がありました。
 イチジクは植え付け後の収穫が早く、果樹の中でも比較的取り組みやすい作物。知多半島は全国有数の産地として精力的に栽培されていることから、産地規模の拡大へ新規栽培を希望する人へ説明会を行っています。
 知多いちじく部会は知多半島内のイチジク生産者70人が所属し、5支部で活動しています。ハウス栽培と露地栽培を合わせて23ヘクタールで310トンを出荷します。



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