安全・安心な手作りみそ/女性部常滑地域

 JAあいち知多女性部常滑地域は毎年この時期に手作りみそを仕込んでおり、今年も1月27日から2月12日にかけての12日間で行います。手作りのみそは保存料や添加物が入っていないため、安全・安心で、何よりおいしいと評判です。
 1月28日は女性部員7名が同JA本店調理室でみそ作りに参加し、赤みそと白みそ、それぞれ好みのみそを仕込みました。赤みそと白みその違いは豆麹が入るか入らないかで、仕込む際にはそれほど色の違いは分かりません。参加者は前日から水に浸した大豆を圧力鍋で柔らかくなるまで煮て、米麹や豆麹、塩を加えて混ぜた後、機械を使ってミンチ状にして「みそ種」を作りました。「みそ種」を握りこぶしほどの大きさに丸め、容器の中に投げつけるように詰め、空気を抜くように強く押しながら平らにならし、表面に軽く塩を振った後、ラップをかければ仕込みは完了。容器の内側やふたにホワイトリカーを振り掛けることでカビの発生を予防できるといいます。
 仕込んだみそは自宅へ持ち帰り、冷暗所で7~8カ月ほど寝かせ、ひと夏越えた頃からおいしく味わうことができます。
 毎年参加しているという部員は「孫がこの手作りみそを楽しみにしている」と笑顔で話しました。



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