アスパで生ごみを有機肥料に/JAあいち知多女性部南知多地域

 JAあいち知多女性部南知多地域は7月6日、同JA南知多営農センターでアスパ作りを行い、部員10人が参加しました。例年地域の部員が集ってアスパ作りを行いますが、新型コロナウイルスの感染防止の観点から役員が半数ずつに分かれて活動を行っています。
 アスパは、発酵合成型有機肥料のことで、アンスメル・パワー(臭いを消す力)の略。米ぬかともみ殻にEM菌(有用微生物群)とEM菌の発酵を促すスーパーセラを混ぜ合わせたもので、生ごみに振り掛けると10日間ほどで有機肥料に変わり、家庭菜園などに利用できます。
 この日は、部員がたらいを使って材料を混ぜ合わせ、約180キログラムのアスパを作りました。できあがったアスパは300グラムずつ袋詰めにし、町役場を通じて、地域の各家庭で利用されます。部員は「コロナ禍で家で食事をすることが増え、アスパの需要が増えている。この時期は暑くて作業が大変だが、生ごみを減らすことにつながる活動としてこれからも継続していきたい」と話しました。



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