児童が稲刈りを体験/生産組合が稲刈りを指導

 常滑市の西之口生産組合は10月12日、同市立鬼崎北小学校の児童を対象にした食農教育活動で稲刈りを指導しました。児童は6月に田植えを体験。その後生産組合が田んぼを管理し、この日の収穫を迎えました。
 同生産組合では毎年この時期、同校の4年生を対象にした総合の授業に協力しています。今年は2クラス56人の児童がクラスごとに2回に分かれて稲刈りを体験。生産組合員の説明を受けながら約2アールで育ったモチ米「十五夜糯」の稲を児童は鎌を使って一株一株丁寧に刈りました。
 稲刈りを終えた児童は「初めて稲刈りをしたけど楽しかった」と話しました。生産組合の山下富廣組合長は「児童が6月に上手に田植えをしてくれたおかげでおいしいお米が収穫できた」と話しました。
 今後は12月には同小学校で餅つきを行い、児童らと共につきたての餅を味わう予定です。



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