生産組合が児童の餅つきを指導/西之口生産組合

 常滑市の西之口生産組合は12月20日、同市立鬼崎北小学校の児童を対象にした食農教育活動で餅つきを指導しました。6月に田植え、10月に稲刈りと、生産組合が年間を通して児童に米づくりを体験してもらい、この日、収穫したモチ米を使った餅つきを迎えました。
 生産組合では毎年、同校の4年生を対象にした総合の授業に協力しています。この日は2クラス57人の児童がクラスごとに2回に分かれて餅つきを体験。生産組合の指導を受けながら、収穫したモチ米「十五夜糯」を使って餅つきを楽しみました。ついた餅は女性部常滑地域さくら地区の部員がすばやく児童ごとに分け、きな粉やあんこを付けて振る舞いました。
 餅つきを体験した児童は「初めて餅つきをしたけど楽しかった」と話しました。生産組合の山下富廣組合長は「児童が一生懸命に餅をついてくれたおかげでやわらかいおいしいお餅になった。自分たちで育てたお米で作った餅なのでなおさらおいしいと思う」と話しました。



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