女性部が20周年迎える/一人ひとりが主役

 JAあいち知多女性部は2月4日、常滑市民文化会館で「20周年記念大会」を開きました。245人の部員が集まり、「一人ひとりが主役」であることを合言葉に、女性の知恵と行動をJAに結集することを目指し、3つの申し合わせを採択しました。
 同女性部は2002年に結成。自主的に運営する組織として「食農」「健康」「文化」「環境」に重点を置いて活動しています。
 この日は、これまでの女性部活動への功労に感謝の意を表し、2016年度、2017年度に本部女性部長を務めた竹内弥生さん(阿久比地域)と2018年、2019年度に本部女性部長を務めた石川純子さん(半田地域)に感謝状を贈りました。
 鈴木春美女性部長は「女性部は魅力あるさまざまな活動を展開し、共感できる仲間づくりと親しみやすい女性部として『楽しく』『意義ある』活動を進めていきたい」とあいさつ。同JAの山本和孝組合長は「これからも部員の皆さまが女性部活動を通じ、JA運営や社会参画を進めることにより、JAあいち知多女性部が地域で果たす役割とその存在価値をますます高めていただきたい」と激励しました。
 記念大会後には、記念映画として、子どもたちが自分の弁当を作る食農活動を題材としたドキュメンタリー作品である「弁当の日<めんどくさい>は幸せへの近道」を上映しました。食事作りは親の役割という環境で育った子どもたちが、「自分で作る」チャンスを得たとき、本人や家族の中に芽生える成長や気付きを笑いや涙を交えて描いています。



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