巡回で開花状況確認/JAあいち知多球根部会

 JAあいち知多球根部会は4月18日、ラナンキュラスとアネモネの開花状況を確認するため、ほ場巡回を行いました。部会員、種苗会社の担当者ら12人が参加し、区画ごとに花の色や混ざり具合、形状を確かめました。
 同部会は東海市大田地区を中心に7戸の農家が約1.2ヘクタールでラナンキュラス、アネモネの球根を栽培しています。種苗会社からの委託栽培を含め、親種から株を育て、球根を種苗会社へ販売します。栽培区画ごとに球根を掘り上げて出荷するため、花の色や形状は、実際に開花した状態で確認し、区画内に別の色や品種が混じった場合は抜き取ります。
 10月ごろにまいた種は4月から5月にかけて花をつけるが、球根を肥大させるため花は5~6回ほど刈り取ります。6月初旬から中旬に掘り上げた球根は各農家が乾燥選別し、7月下旬に共同出荷します。
 同部会の佐治達也部会長は「これから雨の多い季節になる。事前に消毒を行って、病気を防ぎ、良質なものにしていきましょう」と部会員に呼び掛けました。



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