スイートコーン出荷始まる/出荷規格を確認

 大府市吉田地区を中心にスイートコーンを栽培するマルアカグループは6月23日から今年度の出荷を始めます。JAあいち知多販売二課を通じて大手スーパーと契約し、「朝どりスイートコーン」として販売。早朝に収穫したものをJAで集荷し、その日のうちにスーパーの店頭に並ぶ。鮮度が高いスイートコーンとして消費者に人気です。
 同グループは6戸の農家が所属。品種は主に「ゴールドラッシュ」で、トンネル、露地栽培を組み合わせて、7月中旬まで出荷します。今年は2ヘクタールで栽培し、期間中におよそ2万本を出荷します。
 出荷前の6月17日には、JAあいち知多東浦営農センターで目ぞろえ会を開きます。会員、JA担当者ら9人が集まり、出荷計画を話し合ったほか、サイズや実の詰まり具合などの出荷規格を確認しました。同グループの浅田昭茂代表は「生産は順調で昨年並みの収量は見込める。病害虫の被害もなく品質は良好」と話します。JA担当者は「7月になると他産地の出荷量も増加するので、早めに出荷してほしい。収穫はしなびがないように適期の収穫をお願いしたい」と要望しました。
 同グループのスイートコーンは、同JAのグループ会社げんきの郷で「湯がきコーン」としても販売されます。



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