本格出荷前に規格を確認／ケイトウ目ぞろえ会
知多南部ケイトウ研究会は７月２１日、本格的な出荷を前に美浜営農センターでケイトウの目ぞろえ会を開きました。生産者や関係者１６人が出荷規格を確認しました。
同研究会には９戸の農家が所属しており、約１５０アールで赤色のケイトウを中心に栽培。バラ受けによる共同選別を行うことで、生産拡大につなげています。施設栽培と露地栽培を組み合わせ、６月下旬から１０月末まで出荷します。主な出荷先は中京、京浜など。今後、８月上旬に出荷のピークを迎え、お盆までに１２万８千本を出荷する予定です。
目ぞろえ会では、会員らがケイトウの花の形、大きさ、色や茎の曲がり具合に加え、箱詰めの仕方や花の組み方などを確認しました。同研究会の大岩賢三会長は「生産者全員生育は順調。仏花としての利用だけでなく花束などのプレゼントや食卓などへも飾ってもらいたい」と話します。
