生産者が市場担当者に商品PR/鉢物展示会「オータムフェア2022in知多」

 JAあいち知多花き協議会は9月15日、同JA知多南部花きセンターで鉢物展示会「オータムフェア2022in知多」を開きました。知多半島内の鉢物生産者、市場関係者ら約80人が参加して、秋から冬にかけて出回る鉢花や観葉植物の出荷時期や数量の情報を交換したほか、限定品やおすすめ商品の商談を行いました。
 同協議会では毎年、秋と春の2回、全国の市場担当者を招いて展示会を開いてきたが、新型コロナウイルスの影響で今回3年振りの開催となりました。生産農家がただ商品を作るだけでなく、市場のトレンドや消費者の要望を市場担当者から直接聞くことで、販売を意識したより売れる商品づくりにつなげてもらうことが狙い。各生産者は自慢の鉢花などをブースに展示し、自分の商品をPRするとともに、おすすめ商品の特徴を説明しました。Webを活用した鉢物商品カタログも用意しました。
 鉢物展示会実行委員会の磯部敏満委員長は「コロナ禍においてはWebを活用して情報発信を行ってきたが、実際に会ってお互い顔を見て、花を手に取って説明することができるのは全然違う。この展示会は生産者と市場担当者の双方が貴重な情報を得ることができる勉強の場。市場関係者と情報交換を積極的に行い、実りある展示会としてもらいたい」と呼び掛けました。



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