児童が米作りを学ぶ/女性部阿久比地域食農出前講座

 JAあいち知多女性部阿久比地域は食農出前講座の一環として、阿久比管内の各小学校で5年生児童への稲刈り体験を行いました。地域の農業を知ってもらうとともに、田植えから稲刈りまでを体験し、農作業の一連を肌で感じながら米作りについて学んでもらいます。
 10月19日には、女性部員のほか、米農家の澤田崇史さんの指導のもと、阿久比町立英比小学校の5年生児童73人が稲刈りを体験しました。この日刈り取ったのは同児童らが6月に植えたもの。
 はじめに澤田さんはコンバインについて説明し、コンバインを使った稲刈りを披露。児童たちは興味津々な様子で見学しました。続いて澤田さんは、鎌を使った稲刈りを実演しながら説明。「けがをしないように気を付けて。鎌は引いて刈りましょう」と呼び掛けた。児童は女性部員などの手を借りながら、一生懸命稲を刈り取りました。中には刈り取った稲をリレーのように渡したり、とても楽しみながら稲刈りをする様子も。
 稲刈り後には、コンバインでの脱穀作業も実演。児童たちは自分たちが刈り取った稲を抱えて、順番に澤田さんに渡していきました。
 質問タイムでは多くの児童が手を挙げ、「あまり雑草がなかった。雑草が生えないようにするにはどうしたらいいの」「詰まっているお米とスカスカのお米の違いは」「稲の天敵は」「今日刈ったお米はいくらで売れる」など質問が飛び交いました。
 稲刈りを終えた児童は「すごく楽しかった」「もっと刈りたかった」と笑顔で話しました。



  • 前へ
  • 次へ