年内キャベツの出荷規格確認 目ぞろえ会で出荷規格を統一

 JAあいち知多キャベツ部会は10月24日、大府営農センターで年内キャベツの目ぞろえ会を開きました。生産者ら45人が集まり、出荷規格や段ボールへの詰め方を確認しました。
 JAあいち知多管内では大府市と南知多町を中心に、知多市、常滑市、武豊町などでキャベツを栽培。冬系と春系の品種を組み合わせて10月下旬から6月にかけて出荷します。同部会には90戸の農家が所属し、91ヘクタールで作付けし、4600トンの出荷を見込みます。
 早川孝部会長は「目ぞろえ会でしっかりと規格を確認し、いいキャベツを出荷していこう」とあいさつ。市場関係者は「他産地の出荷も終盤となっている。販売単価につながるので品質の良いものを出荷してほしい」と要望しました。
 目ぞろえ会では浅田昌司専任検査員が切り口の調製や段ボール箱への詰め方などを説明。「1ケースの量目10.5㎏以上、満杯詰めとすること。段ボール内のサイズをそろえ、商品が動かないようしっかり詰めること」と呼び掛けました。
 今後、南知多町、常滑市でも同様の目ぞろえ会を実施する予定です。



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