防災食学んで備える/JAあいち知多助け合い組織「ぬくもりの会」

 JAあいち知多助け合い組織「ぬくもりの会」大府支部は11月8日に、同会知多支部は11月22日に、会員研修会を開催し、合わせて会員25人が参加しました。耐熱ポリ袋で作る防災食作りを学びました。
 防災教育アドバイザーの近藤ひろ子さんが講師を担当し、「簡単炊き込みご飯」「ツナじゃが」「タマネギ和風スープ」「切り干し大根のあえもの」作りに挑戦。4品とも材料をすべてポリ袋に入れて作ります。「切り干し大根のあえもの」は加熱処理せずになじませるのみででき、その他3品は加熱調理が必要だが、湯を沸かした鍋で一度にゆでて加熱調理するため、鍋の湯は繰り返し使えるうえ、調理後はポリ袋の口を切ってそのまま食べることもでき、洗い物をせずに済みます。また、お吸い物の素やめんつゆ、すき焼きのたれなどで味付けするため、普段から食べ慣れている味で、防災食でもおいしく食べることができます。
 近藤さんは「材料を入れたら、ポリ袋の空気をしっかりと抜くこと。ご飯は浸すことで芯が残らずおいしく炊けるので、少し置いておくことがポイント」とアドバイスしました。
 また、防災食作りの必需品や紙で作る食器とコップの折り方など、非常時に役立つ知識を学びました。
 参加者は「目からウロコ! 非常時だけでなく普段の食事にも使える」「あまりめんつゆやすき焼きのたれを使ったことはなかったがとっても便利」などと満足気に話しました。



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