美浜町の小学校で花育活動/美浜町花き園芸組合

 美浜町花き園芸組合は11月24日、町内の6つの小学校でパンジーを植木鉢に移植する花育活動を行いました。移植したパンジーは児童らが管理し、来年3月の卒業式で6年生が通る花道などに飾る予定。
 同組合では花や緑に親しみ、地元で育てた花苗を使って花を育てることの大切さを理解してもらうことを目的に花育活動に取り組んでいます。活動は2012年から行っているが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、昨年までの3年間は花苗の寄贈のみ。実際の活動は3年ぶりとなりました。今年は町内の小学校6校の4年生を対象に、パンジーを計408ポット準備。同組合の役員ら7人が手分けして各学校で移植作業を指導しました。また、各学校で植えてもらおうとビオラ216ポットも寄贈しました。
 美浜町立布土小学校では4年生22人がパンジーの移植を体験。同組合の廣野與志郎組合長の指導のもと、1人2ポットずつ鉢に移植しました。児童たちは「花を植えるの楽しい」「もっとやりたい」と笑顔で話し、移植作業を楽しみました。また、児童の代表2名がコニファー、ビオラ、アイビーの寄せ植えにも挑戦しました。移植したパンジーは卒業式や入学式の会場へ飾る予定。
 最後に廣野さんが、水やりや管理方法を説明し、「たっぷり水やりをして、可愛がってください」と話すと、児童は元気いっぱいで「ありがとうございます」とお礼の言葉を述べました。



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