ハウスミカン「みはまっこ」初出荷/家庭選別を徹底

 あいち知多かんきつ出荷組合は6月12日、知多郡美浜町のJAあいち知多美浜みかん共選場でブランドハウスみかん「みはまっこ」の出荷を始めました。早めの梅雨入りだったが、きめ細やかな管理により例年以上に糖度が高く品質は良好。9月中旬までに140トンの出荷を見込みます。
 「みはまっこ」はJAあいち知多のブランドハウスみかんで、美浜町を中心に栽培しています。平均糖度13度以上と、全国トップクラスの高糖度で、紅色を帯びた鮮やかなオレンジ色が特徴。今年は同JAのハウスみかん部会の部会員のうち14人が出荷を予定。栽培面積は3.2ヘクタール。
 出荷初日は農家が家庭選別した「みはまっこ」1.5トンが選果場へ持ち込まれました。選果機を使って果実の大きさごとに3Sから3Lまでの7階級に選別。さらに担当者が傷や色をチェックしながら段ボール箱や贈答用の化粧箱に1個ずつ丁寧に詰めました。
 同出荷組合の冨谷茂寿組合長は「生産者は厳しい家庭選別を徹底して出荷している。高品質のものだけを出荷しているのでぜひ味わってほしい」と自信を見せます。
 「みはまっこ」は東京、名古屋の市場へ出荷されるほか、同JAのグリーンセンターでも販売します。



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