小学生が田植えを体験/女性部阿久比地域食農出前講座

 JAあいち知多女性部阿久比地域は6月20日、町内の田んぼで阿久比町立英比小学校の児童に田植えを指導しました。同女性部では毎年、食農出前講座の一環として、管内の各小学校の米作りを学ぶ授業に協力。地域の農業に触れてもらうことを目的に、田植えや稲刈りを指導しています。
 この日は女性部員4人のほか、米農家の澤田崇史さんが講師を務め、同小学校5年生の児童102人が学校近くの田んぼで苗の手植えを体験しました。
 児童は女性部員から苗を受け取ると、横一列に並んで田植えをスタート。はじめて入る田んぼの感触に、楽しげな声が響いていました。児童は澤田さんからコツを教わりながら、丁寧に苗を植えました。
 苗植えを終えると質問タイムが設けられ、児童は「今日植えた米はいつ収穫できますか」「お米を作っていて楽しいことはなんですか」と次々に質問し、興味津々な様子を見せていました。
 澤田さんは「今日植えた苗はみんなが給食で食べているご飯と同じ品種。給食を食べるときに、想像しながら食べてみてほしい」と呼び掛け、田植えを終えた児童は「泥に足をとられて大変だったけど、おもしろかった」と笑顔で話しました。
 この日植えた米は10月頃に収穫を迎え、児童たちが稲刈りを体験する予定です。



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