タマネギ早期出荷を目指して/高温期の育苗管理学ぶ

 JAあいち知多タマネギ部会は9月1日、東海市のタマネギ生産者のほ場でブランドタマネギ「たま坊」の育苗現地研修会を開きました。生産者やJA関係者ら17人が参加しました。
 「たま坊」は一般的な極早生タマネギよりさらに早く、1月から収穫できる超極早生タマネギが主で、同JAでは2004年から「たま坊」の名前で統一し、ブランド化しています。代表品種は「あいちの伝統野菜」にも登録されている「養父早生」や「愛知白早生」。水分が多くやわらかいのが特徴で、サラダなど生食に向いています。
 たま坊は東海市、知多市で主に栽培されており、大府市や美浜町など他地域でもタマネギの早期出荷を目指すため、今回の研修を実施。東海市のベテラン生産者の佐野正司さんから、高温期の育苗管理などについて学びました。参加した生産者からは、使っている肥料やかん水の仕方など多くの質問が出るなど有意義な研修となりました。
 
 



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