全出荷組合員を対象に講習会を初開催/あいち知多かんきつ出荷組合

 あいち知多かんきつ出荷組合は12月4日、露地温州ミカンの家庭選別講習会を開きました。各地域の全出荷組合員200人を対象に出荷規格を確認する場を設けたのは今回が初めて。選別基準を見直し、厳しい家庭選別を徹底することで農家の手取りアップにつなげる狙いだ。12月6日、8日にも同様の講習会を実施しました。
 4日は70人の出荷組合員が講習会に参加。家庭選別基準表と実物のミカンを見比べながら、秀、優、加工用、出荷不可の基準を徹底しました。JAあいち知多の選果担当者は「選別基準を全員で共有して、迷ったら一段階等級を下げるなど厳しい家庭選別をお願いしたい」と要望しました。
 同出荷組合の冨谷茂寿組合長は「家庭選別を徹底することで選果コストを抑えるとともに、品質の向上につながる。農家の手取りアップにつなげていきたい」と期待を込めました。



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